株式会社オウルズコンサルティンググループ（以下「オウルズコンサルティンググループ」）経営委員会は2021年9月1日、以下のとおり行動規範を定める。
本行動規範はあらゆる状況に対する対処方法を示すものではなく、判断に迷った際の指針としての役割を果たすものである。

本行動規範はオウルズコンサルティンググループの全従業員（役員を含む）に適用される。

オウルズコンサルティンググループの全てのビジネスパートナー及びそのサプライチェーンの下流においても、本行動規範において示された原則を満たすことが期待される。
ビジネスパートナーによる本行動規範への違反があった場合、オウルズコンサルティンググループはサプライヤーに対し自らの組織またはサプライチェーンの監査・報告や是正措置を求めることがある。また、当該違反が重大である／是正措置が講じられないないしは不可能である／法令違反である場合にはビジネスパートナーとの関係を一時停止、もしくは終了する場合がある。

本行動規範への違反を発見した場合、通報相談窓口（compliance@owls-cg.com）宛てに電子メールを送信するものとする。オウルズコンサルティンググループは、いかなる調査の妨げにもならず、法的にそれが認められる条件において、報告された情報を機密保持する。
本行動規範に規定された内容が現地法と異なる場合は、本行動規範の意図をより大きく推進する条項が優先されるものとする。
本行動規範の制定及び改廃はオウルズコンサルティンググループの法務担当が起案し、経営委員会に申請の上決定する。また、経営委員会において定期的に実施状況のモニタリングを行う。

オウルズコンサルティンググループは事業活動を公正、誠実、適正に行う。また、人権・環境に配慮した事業活動を行うとともに、人権や環境に関する課題の解決に資するようなイノベーション、事業創造等を支援する。
２．以下にガバナンス、人権、環境の各分野における原則を示す。

独占禁止法を含む各国・地域の公正な競争および公正な取引に関する法令を遵守した事業活動を行う。
また、ビジネスパートナーについては本行動規範への準拠、実績や評判、製品・サービスの質などに基づき公正に選定・評価を行う。

業務を行うにあたり、利益相反を生じる可能性のある、または利益相反と認識される恐れのある行為を回避する。

各国・地域において適用される贈収賄および汚職防止法など、すべての法定要件に完全に準拠する。

贈答・接待については、不適切な便宜または影響力を得るために行ってはならず、各国・地域の法令に従い、社会的常識の範囲内において節度をもって行う。

一般に公開されていない重要な機密情報に基づく有価証券の取引（インサイダー取引）やマネーロンダリング等の経済犯罪に関与しない。

適用のある経済制裁規制や輸出入規制に反する行為を一切行わない。

個人のプライバシーを保護するとともに、機密性を有する資産および機密情報を保全する。

当社の知的財産権が重要な会社財産であることを認識し、その権利の保全に努めるとともに有効に活用する。
また、他社の知的財産権を尊重し、侵害しないように努める。

責任をもって納税義務を果たす。

誠実に通報を行った／通報する旨を警告した／違反行為を防ぐために何らかの行動をとった従業員やサプライヤーに対して不利益な取り扱いをすることを認めない。

オウルズコンサルティンググループは「国際人権章典」「労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言」「ビジネスと人権に関する指導原則」等、人権に関する国際規範を支持、尊重する。

人種、性的指向、年齢、言語、宗教、信条、障害の有無等やその他の理由による差別、ハラスメントその他いかなる不当な扱いも許容しない。

いかなる児童労働、強制労働をも許容しない。

労働条件に関する法令を遵守し、全ての従業員の健康で安全な労働環境を確保するための安全衛生を推進する。

各国の法や規制が認める範囲において、結社の自由に関する従業員の基本的権利を尊重する。

従業員の表現の自由、居住移転の自由を尊重する。

従業員の教育・研修機会を確保する。

オウルズコンサルティンググループは、環境に関する各国・地域の法令を遵守するとともに、事業活動において環境に対する負の影響を軽減するよう務める。